はじめに

2023年2/25から3/4までスペインバルセロナを訪問しました。

長いコロナ禍の後の海外でしたが、様々な発見がありました。

このブログでは、私が今回訪問したバルセロナのお勧めの場所を、私自身が撮影した写真と共に順番にご紹介させて頂きます。

今後、ご旅行やご出張でバルセロナを訪問する予定のある方で、何処へ行ったら良いか考えている方、少し迷っている方々のお役に立てればと思っています。

まずは、バルセロナでの注意事項を書かせて頂きます。

バルセロナへ行かれる方への注意事項

バルセロナはスペイン第二の都市であるということもありますが、サグラダファミリアをはじめとする世界有数の観光遺産があることから世界中の観光客がこの地を訪れます。

その為、スリや強盗も多いのでご注意下さい。今回、私が滞在中でも、夜道に一人で歩いていたら3人組の強盗に襲われて財布を取られた日本人の方がいました。

又、今回のバルセロナ訪問中、昼間歩いていたら、日本人の方ですか?と話かけてきた親切なバルセロナ在住の日本人の方がいました。

その方によると、腕に高価な時計(正確には私の時計は高価ではなく、高価そうに見える時計ですが)をしていると、強盗をそれを平気で取っていくので、気をつけて下さいと注意を受けました。

私は思わず腕にしていた時計をポケットにしまいましたが、日本ではこんなことを聞いたことはないですよね。

バルセロナへ行かれる方は十分ご注意下さい。

今後もこの旅を振り返り、改めて思ったことを、逐次、このブログに追記させて頂きます。

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バルセロナの位置、人口、歴史、言語、交通手段

バルセロナの位置人口

バルセロナは地中海に面したフランス国境に近い場所にあります。

人口は150万人、スペインではマドリッドに次ぐ大都市です。

バルセロナの歴史

何世紀もの間、バルセロナはローマの支配を受けていました。

その後、ムーア人による支配を経て、カール大帝のフランク王国の一部になりました。

その後。カタルーニャとカスティリャの領主同士が結婚してスペインが統一された際、バルセロナも領地に入っていたため、後にスペイン王国が成立した際にその一部になりました。

この様な歴史があることから、カタルーニャはスペインの一部といいながらも、独自の言語と文化を持つ地域であり続けています。

バルセロナの言語

バルセロナではスペイン語だけでなく、バルセロナのあるカタルーニャ地方の地方言語であるカタルーニャ語も話されています。

カタルーニャ語はカタルーニャ地方だけでなく、スペイン東部の他の地域や島々でも使われています。この地図の緑の地域です。


スペインの国王

スペインでは1931年に一度共和制が成立しましたが1975年に王制が復活しました。国王はフランス王家の支流ブルボン家の直系です。

2014年には スペイン国王ファン・カルロス1世が退位、新国王フェリペ6世が46歳で即位しました。

実は私はフェリペ6世とスペインで遭遇したことがあります。

それは今回のバルセロナ訪問ではなく、5年前2018年にスペインのバルセロナで開催されていたモバイルワールドコングレスMWC2018の展示会場でした。

私は基本は自社のブース対応でずっと同じ場所に張り付いていたのですが、休み時間にたまたま展示会場を歩いていると、大きな人だかりがあり、何かな?と野次馬となって見に行ったら、なんとそのひとだかりの中心にスペイン国王フェリペ6世がいました。その展示会の視察でバルセロナを訪問されていた様です。

これがその時の写真です。この写真の中央、群集の中で頭一つ出ている長身の方がフェリペ6世です。

交通手段

昔の話かもしれませんが、バルセロナのTaxiで法外な料金を請求された話を聞いたことがあります。

空港からバルセロナ市内への移動はTaxiではなく、バスがお勧めです。11.5ユーロの往復のチケットを買えば、片道約30分でバルセロナ市内に到着します。この水色のバスAerobusです。

バルセロナの地下鉄の入り口にはこんなサインがあります。

地下鉄に乗るには乗車券が必要ですが、市内はこちらの写真にある地下鉄を10回使える回数券がお勧めです。お値段は11.35ユーロ、1乗車あたり1.135ユーロと大変お得です。

このカードは乗車の際に改札の手前で差し入れるとこの写真の様に上に出てきますので、ピックアップすると、改札ドアが開きます。

降車の際は改札でこのカードを入れる必要はありません。そのまま外に出れます。

バルセロナの地下鉄はバルセロナ市を広くカバーしていて、日本の地下鉄とほぼ同じで、この写真にある様な外観をしています。

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サグラダ・ファミリア

バルセロナといえば、まずはサグラダ・ファミリアですね。

観光でこの建物の中に入りたい時、まず注意すべきことがあります。なんだと思いますか?

何と入り口で入場券を売っていないのです❗️

全てネット予約でチケットを買わないと中には入れません。

平日ならばサグラダ・ファミリアに到着したその場でQRコードを読ま込み、当日券をネット購入できますが、土日ですと朝、行っても当日券が売り切れ!ということがあります。

サグラダ・ファミリアは必ず事前にチケットをネット購入してから訪問されて下さい。

せっかく日本から遠路はるばる来たのに当日券が買えず、中に入れないという事態は防げます!

それから当時必ず必要なものが二つあります。それは何でしょう?

それはスマホとイヤホンです。

コロナ禍を過ぎて、感染対策の関係で、サグラダファミリアの様な欧州の主な観光地には音声ガイドが全くありません。

日本語ガイドの音声を聞きたい方は、スマホとイヤホンを持参しないと聞くことができません。

スマホは勿論、お待ちだとは思いますがマイイヤホンもお忘れなく!

サグラダ・ファミリアの中に入るとまずこの模型の説明が音声ガイドで流れます。

この模型の黄色の部分がまだ完成していません。

ガウディ没後100周年にあたる2026年に完成する予定です。

何故、サグラダ・ファミリアは今まで完成しなかったのでしょうか?

長い工期の理由の一つは、そもそも明確な設計図が存在しないことにあります。建築家ガウディは図面に残すことより、実験模型で表現することを好み、弟子たちが図面化したものもあったそうですが、スペイン内戦で焼失してしまい、残ったのはガウディ本人のスケッチ1枚と、実験模型。そこに見られる思想と模型を手掛かりにして推測しながら工事を進めてきた為です。

サグラダ・ファミリアの正面入り口はまだ完成していないので、今は祭壇の右側のある入口から入ります。入り口の上にはご覧の様な素晴らしい造形があります。

中に入るとまず目につくのは、眩いばかりのステンドグラスです。

そして中央には、キリスト像を中央にして荘厳な祭壇があります。

まだ完成していない正面入り口には、たくさんの言語で書かれた重い扉があります。左上をご覧下さい。「われらの父」という日本語があります。

2024年2月25日、サグラダファミリアの塔に初めて登りました。塔の上から素晴らしい景色が見えます。塔の上へはこの写真にある入り口からエレベーターで登ります。

塔の上からはこのような素晴らしいバルセロナの景色が見えます。

そして塔の上にはガウディが設計したこの様な素晴らしい造形物が並んでいます。

塔の上からはこの写真にある長いらせん階段を下りて地上に降ります。

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アントニオ・ガウディの作品

建築家アントニオ・ガウディの代表作はサグラダファミリアですが、これ以外にもガウディはバルセロナで数々の作品を残してします。

ここでは今回私が実際に訪問して自分で撮影したガウディの作品3点をご紹介させて頂きます。

まずはカサ・バトリョ

繊維業界のブルジョワであったバルセロナのバトリョ家がガウディへ依頼して作られせたユニークな建物です。この日はよく晴れて青空にこの建物が映えていました。

次にご紹介するのはカサ・ミラ この建物は高級アパートとして建てられました。バルセロナで初めて自動車用の地下駐車場が作られたこともユニークな建物でした。

2024年2月25日カサ・ミラの中をめぐるツアーを予約して見学しました。このツアーはカサ・ミラのこの写真にある中庭から始まります。

これがカサ・ロマの当時の主人の執務室です。

こちらは寝室です。

カサ・ロマの天井裏には見事なアーチと非常に精巧にできたカサ・ロマの模型があります。

そして屋上に上るとガウディの独特なデザインの造形物が並んでいます。

次にカサ・ビセンスをご紹介します。この建築物はガウディの処女作として有名です。私が訪問した時、青い空にこの建物の美しい色彩が映えていました。

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カルメル要塞

バルセロナを訪れたら、サグラダファミリアの次にお勧めの場所はカルメル要塞です。

市内から地下鉄とバスを乗り継いで、30分ほどで到着します。

バルセロナの北東のある小高い丘の上にあり、地中海が見渡せます。

私が撮影した写真をご紹介します。小高い丘への登り道は少しきついですが、地中海が見える眺望の良い場所で、ご覧の通りバルセロナの若者の憩いの場所になっています。

ご覧の通り、地中海とサグラダファミリアが一枚の写真の中に見事に収まります。

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オリンピック村のバルセローナビーチ

オリンピック村は1992年のバルセロナオリンピックの時に再開発された地域です。

金色のクジラの形をした大きな構造物の下にある地中海へと広がるバルセローナビーチの眺めは素晴らしいです。

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カタルーニャ美術館からの眺望、バルセロナオリンピックスタジアム

カルメル要塞の次にお勧めの、バルセロナで眺望の良い場所があります。

それはバルセロナの南西のあるカタルーニャ美術館からのバルセロナ市街を見渡す景色です。私の撮影した写真をご覧下さい。

正面に見えるのがカタルーニャ美術館です。この道をまっすぐ進んでゆきます。途中、たくさんの上へ上がるエスカレーターがありますので登るのはそれほど大変ではありませんでした。

すると、この様な素晴らしい景色が見えてきます。

カタルーニャ美術館から少し歩いた場所に1992年にバルセロナオリンピックが開催されたスタジアムがあります。

2024年2月24日このオリンピックスタジアムでFCバルセロナ対Gatafeの試合を観戦しました。こちらの写真はスタジアムの前で入場を待つ人々です。

こちらの写真は選手入場のシーン。右の赤のユニフォームがFCバルセロナです。

Screenshot

こちらは観客席でバルセロナFCを応援するバルセロナ地元の熱狂的なファン

こちらはスタジアム全体の写真です。

前半はたくさんのゴールを仕掛けるも決定打とならず1点入っただけでしたが、後半立て続けに3点ゴール。結果的には4-0でFCバルセロナの大勝利。素晴らしい試合でした。

サッカーシーズンにバルセロナへ行かれる方は是非ネットで事前予約をされて観戦下さい。ネット予約の際にはパスポート番号と生年月日を入力する必要がありますのでご注意を。

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モンジュイック城

オリンピック・スタジアムからゴンドラで少し登ったモンジュイックの丘にモンジュイック城があります。

1779年に要塞として築かれたそうですが、19世紀以降は獄舎として使われていたそうです。

ここからの眺めも素晴らしいです。私が撮影した写真をご紹介します。

バルセロナの街を一望しながら、左にはためいているオレンジと黄色の旗はバルセロナのあるカタルーニャ州の州旗です。

スペインには17の州がありますが、カタルーニャ州はフランス国境に近いスペインの北東に位置します。

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ロープウェイで空中散歩

モンジュイックの丘か少し下った場所にロープウェイの乗り場があります。料金は12.5€です。

このロープウェイに乗ると20分間の地中海とバルセロナの街並みが広がり、素晴らしい眺めを見ながらの空中散歩が楽しめます。

こちらの動画をご覧下さい。

是非バルセロナではこのロープウェイを楽しんで見て下さい。

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コロンブスの塔

1888年の万博の際に、カタルーニャとアメリカとの交易、コロンブスのアメリカ大陸到達を記念して建てられた塔です。私が訪れた時は快晴で青い空にコロンブスの像が映えていました。

万博を記念する公募作品の最優秀作品となったもので、塔の高さは60m、コロンブス像は7m、アメリカ大陸を指す指の長さは60cmという一大作品です。

塔の上部が展望台となっているそうですが、私はその中には今回入りませんでしたが、素晴らしい彫刻が土台に彫られていました。

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