バルセロナにはピカソが存命中に開館された唯一の美術館があります。ピカソの邸宅5軒分を改装して1963年に「ピカソ美術館」として開館し、現在では約3800点もの作品を所蔵しています。
この写真はその入口です。
サグラダファミリア同様、ネット予約でチケットを購入することをお勧めしますが、ここはその場でチケットを購入することができました。入場利用は大人12ユーロです。
パブロ・ルイス・ピカソは1881年スペイン南部の町マラガという町で生まれ、14歳の時に絵画教師の父の仕事のためにバルセロナに移り住みます。ピカソがバルセロナにいたのは若い頃で、その後ピカソは本拠地をパリに移し、92歳で亡くなるまでパリで過ごしました。
この美術館にはピカソの初期の作品も含め、非常に沢山の作品を観賞することができます。今回土曜日に時間をさいて行ってみました。
フラッシュを使わなければ撮影可とのことでしたので、私が撮影した作品をご紹介させて頂きます。
これらの二つの絵画はピカソの妹がモデルだそうです。
「ジャクリーヌの肖像」
「ラス・メニーナス」
「マンティーリャをつけた女」この作品はピカソがバルセロナにいた若い頃に描いた作品です。マンティーリャとはスペインやメキシコ、イタリアで使われている婦人用のレースのヘッド・ドレスです。
バルセロナ市内ではピカソ美術館以外にもピカソの作品を見ることができます。
私が見つけたこの壁画は「カタルーニャ地方およびバレアレス諸島建築家協会」の建物に描かれたものです。
ピカソらしい、非常に生き生きとした線で描かれています。